株式取引においては行ってはいけない不正行為


インターネットで行う株式投資を、ネット株取引と言いますが、ネットでの取引であっても対面での取引であっても同じ株式投資であることには変わりはなく、株式取引においては行ってはいけない不正行為というものが存在します。

株の取り引きが行われている証券取引所の株式市場は、その市場参加者が同じ取引ルールに則って取引を行う事によって、またその取引が活発に大量に行われることによって、その公正性と透明性を保持しています。
こうした事によってその公正性が保たれている市場であるために、何らかの形で不正行為が行われ、不当な取引が行われてしまうと、そこに偏りが発生し市場の透明性が失われることになります。

市場の透明性が失われれば、それは不信感になり市場参加者が市場に対しての不安や不満を持つようになり、やがて取引が鈍化していき最終的には株式市場そのものが成り立たなくなってしまうのです。

こうした事を防ぐために、株式投資では、法律により明確に禁止をされている行為があります。
このような不正行為が行われた場合には、刑事罰などの対象になることもあり、また、意図的でなくとも、取引や行為の結果として法に触れてしまえば、同様に処罰を受ける事もありますので、どのような行為が違反行為であるのかは、知っておく必要があります。

よく名前などを聞くものでは、インサイダー取引というものがあり、これは企業などの内部事情を知る人間が、その情報を他の者に流して、それ以外の市場参加者よりも有利な立場において取引を行うものになります。
こうした事が行われると、市場の公正性が著しく欠かれることになるために、厳しい処罰の対象になります。

また、市場に参加する投資家が自分の利益のために、意図的に株式相場を動かそうと行う取引行為なども禁止をされています。
こうした行為は、市場に対して大きな影響を及ぼすために、特に厳しい処罰が与えられることになり、これ以外にも、他人の名義や偽名、仮名を使っての取引なども禁止をされています。

こうした事以外にも、ネットでの取引を利用した不正行為なども近年目立ち始めており、とくにフラッシュクラッシュと呼ばれる物などでは、株式の相場が大幅に変動したり急落したりするために、世界的にも厳しい監視の目が向けられています。

このフラッシュクラッシュは、数分間のうちに株価が大幅に下落するものになり、実際に売買取引を行わない大量の注文を発注し、その注文を即時にキャンセルするという事をコンピューターをつかって拘束に繰り返し、相場を操作するもので、こうしたものが起こると世界的な金融危機に発展するような不正行為となるのです。